[メイン2] チノ : 階段を登る。
まるでホテルのような外装の、大きな階段。

[メイン2] チノ : 途中の突き当りで止まり、左右をきょろきょろと見て。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…どうした?」

[メイン2] チノ : 「あ、いえ……どっちから行けば良いのかと思いまして……」

[メイン2] チノ : 「……そういえばホーキンスさん」

[メイン2] チノ : 「先程、タロットカード、持っておりましたよね……?」

[メイン2] チノ : 「占いとか、得意……なのでしょうか……?」

[メイン2] バジル・ホーキンス : ……やはり、調査はおれに適任だったようだ。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……既に始めている」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 2d100 ← → (2D100) > 39[6,33] > 39

[メイン2] チノ : 「おお~~……!!」

[メイン2] チノ : 目をキラキラと輝かせ、その様子を見守る。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……フフフ…興味があるか。前途有望な娘だ」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 黙って右の部屋を指さす

[メイン2] チノ : 「!」

[メイン2] チノ : そちらの方向を見て。

[メイン2] チノ : 「なるほど……! あ、いえ、その……私、こういうの、すごく興味がありまして……」

[メイン2] チノ : 「なんだか、憧れちゃいまして……」

[メイン2] チノ : 「……それでは、ホーキンスさんの占いを、信じて、あちらから行ってみましょう……!」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……そ、そうか…」
……最悪の世代と避け恐れられ、褒めの言葉に預かるなど何時ぶりだろうか。

[メイン2] チノ : そうして、右側の階段を上がり、その向こう側にある扉の奥へ。

[メイン2] GM : □執務室(2F右の扉)/2F
扉には鍵がかかっていて開けることが出来ない。扉には長方形の溝が横に6つ並んでいて何かはめ込めそうだ。

[メイン2] チノ : 「………ふむ」

[メイン2] チノ : 「もしや、この溝は……」

[メイン2] チノ : ホーキンスに目をやり、先程見つけたタロットカードを思い出し……。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……そのようだな。流石理解が早い」

[メイン2] チノ : 頷く。

[メイン2] チノ : 「……となりますと、この屋敷には……」

[メイン2] チノ : 「あと5枚、カードが……」

[メイン2] チノ : GMさん、この扉目星で何か手に入る情報とかありますか?

[メイン2] GM : なにも

[メイン2] チノ : ゾッ

[メイン2] チノ : 「……やはりホーキンスさんの占いは、流石ですね」

[メイン2] チノ : 「これで、道が見えてきたような気がしました」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……? ああ…そうだな」

[メイン2] チノ : 残り5枚のタロットカードを見つけ、そしてそれを組み合わせて、この扉へはめ込む────。

[メイン2] チノ : 組み合わせ方等も、きっとこの屋敷内で見つかるはず……。
……私達が呼ばれたのには、何か理由があって、もしこの……"脱出ゲーム"をやらせるのが、それなのだとしたら……。

[メイン2] チノ : ……なんだかそれも、魔女みたいで、少しだけ、面白いです。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「………」
そんな様子を横目で眺めながら。

[メイン2] チノ : 「……ではホーキンスさん、もう片方側の部屋にも行きましょうか……!」

[メイン2] チノ : 先程の恐怖に塗れた顔から、少し変わり、どこか元気が見えるような、そんな表情に。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「ああ……早々に、残ったカードも見つけねばなるまい」

[メイン2] バジル・ホーキンス : ……しかし、厳重に封のされた部屋…”魔女の棲む家”…か。

[メイン2] バジル・ホーキンス : …そう簡単に、我々を帰してもらえるかどうか…怪しいところだが。

[メイン2] バジル・ホーキンス : GM、左の部屋の扉の様子はどうだろうか?

[メイン2] GM : 開きますね

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……こちらは問題なく開くようだ。おれが先に行こう」

[メイン2] チノ : 「! す、すみません……ありがとうございます」

[メイン2] バジル・ホーキンス : そのまますいと扉を開ける

[メイン2] GM : □私室(2F左の扉)/2F
豪奢な両開きの扉をあけるとそこは美しい意匠を施された家具が置かれた大きな寝室になっていた。
天蓋がついたベッドにドレッサー、本棚、そして部屋の奥中央には大きな鏡がかけられていた。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……寝室か」

[メイン2] チノ : 「そう、みたいですね……?」

[メイン2] チノ : 入ってすぐ横にあった本棚が目につき。

[メイン2] チノ : 目星できますか?

[メイン2] GM : どうぞ!

[メイン2] チノ : ccb<=95 喫茶店の一人娘の生き方 (1D100<=95) > 84 > 成功

[メイン2] GM : ■本棚
チノは【黒魔術の本】を見つける。

[メイン2] チノ : こわい、ホーキンスさん開けて

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…目の付け所がいいな。いかにも何か隠されていますと主張しているようなものだ」

[メイン2] バジル・ホーキンス : えっ

[メイン2] チノ : だってホーキンスさん、魔術師じゃないですか

[メイン2] バジル・ホーキンス : それはそうだが…

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…ふん、"黒魔術"……おれの魔術の糧にふさわしい」

[メイン2] バジル・ホーキンス : チノには見えないように本を開こう

[メイン2] チノ : あろがとございます

[メイン2] GM : ■【黒魔術の本】
中には色々な黒魔術が書かれていた。最後のページに一枚の【カード】と本への走り書きを見つける。

[メイン2] GM : 〇走り書き
「我々は人との共存を求めた。人も共存を求めた。しかし人は愚かな裏切り者。人を生け贄に。生け贄を葬に。」

[メイン2] GM : ■【カード】
表:唐草のような紋様が入った一枚の紙だった。模様の上に黒い液体で「y」と書かれている。
裏:薔薇の絵で縁取った中に右手を高く上げた人物が描かれている。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……ふん、くだらん」

[メイン2] チノ : 「……いかが、でしたか…?」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「中身はとりとめもない基本的魔術だ…しかし、このカードを見つけることができたのはおれたちにとって僥倖といえるな」

[メイン2] チノ : 「おお……カードですか……!」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…それと、このようなくだらない走り書き程度だ」

[メイン2] チノ : 「………むぅ……?」
走り書きを覗き見るも……頭にハテナマーク。

[メイン2] チノ : 「……裏切られちゃった、ってこと、ですかね……?」

[メイン2] チノ : ……魔女……ふぅむ。

[メイン2] チノ : ………魔女さんは、確か、えっと、歴史の授業で……。

[メイン2] チノ : 魔女裁判というものが開かれるくらいに、忌み嫌われるもの……だったとか……そういうの、でしたか……?

[メイン2] チノ : ……勉強苦手なので、全く分からないです……。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……どうした?考え込んで」

[メイン2] チノ : 「あ、い、いえ……うぅむ……この走り書きの意味を考えてまして……」

[メイン2] チノ : 「……この屋敷に住んでいた方は、辛い目に遭われたのかなぁ、と……」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……なるほど。魔術師のその高度な技術は、ときに凡人に理解されないこともある……」

[メイン2] チノ : 「理解されない……それってちょっと、寂しいですね……」
悲しげな顔をし。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…お誂え向きと言えばいいのか、このタロットもそう」

[メイン2] バジル・ホーキンス : ccb<=80 タロット (1D100<=80) > 78 > 成功

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「魔術師だ」
カードを裏返す。

[メイン2] GM : ホーキンスはそれがタロットの【魔術師のカード】であることがわかる。

[メイン2] チノ : 「……なる、ほど……」

[メイン2] チノ : ごくりと唾を飲みこみ……。

[メイン2] チノ : 魔女の噂に……魔術の書かれた本に、魔術師のカード……
私達に、何かを伝えたいのなら……私は、それを知りたい。

[メイン2] チノ : そうして、改めて私室を見回す。

[メイン2] チノ : じゃあ今度はドレッサー目星で

[メイン2] チノ : 鏡は、なんかこわい
クトゥの鏡は、こわい

[メイン2] バジル・ホーキンス : ドレッサーもやや危険そうな気もするが…
では代わりに鏡を確認しよう

[メイン2] GM : ■大きな鏡(SIZ:25)
美しい女性の意匠が施された豪奢な鏡。

[メイン2] チノ : 単語知らずに言って、とりあえずググったら、ドレッサーも鏡あるじゃないですかーやだー!

[メイン2] GM : ■ドレッサー
ボロボロになった便箋が置かれている。

[メイン2] バジル・ホーキンス : oh これは鏡かそれとも壁なのか

[メイン2] チノ : 「これは……?」
便箋を読み上げます

[メイン2] GM : 〇内容
表:「あいつを生け贄に。今こそ我らの力を蘇らせる時。」
裏:「…え…え……し…らす」かすれていて一部しか文字が読めない。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…? 何か見つかったのか?」

[メイン2] バジル・ホーキンス : その間に鏡について詳しく調べることはできるだろうか

[メイン2] GM : 目星どうぞ!

[メイン2] チノ : 「あ、いえ、このようなものが……」
便箋を見せつつ。

[メイン2] バジル・ホーキンス : ccb<=80 見聞色 (1D100<=80) > 56 > 成功

[メイン2] チノ : 「……"あいつら"を、"生贄"に……」

[メイン2] GM : 床と鏡の間が汚れているなと思う。
ホーキンスはアイデアを振って下さい

[メイン2] チノ : ────『しかし人は愚かな裏切り者。人を生け贄に。生け贄を葬に。』

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「………」
チノの言うことにも気にかけながら…まずは目下の問題を。

[メイン2] チノ : アイデア頑張って~!

[メイン2] バジル・ホーキンス : ccb<=75 アイデア (1D100<=75) > 38 > 成功

[メイン2] チノ : よくやりました!

[メイン2] バジル・ホーキンス : 直感外さぬ never ever

[メイン2] GM : ホーキンスはそれが鏡を動かしたような跡だと分かる。

[メイン2] バジル・ホーキンス : ………。…これほど大きな鏡に…動かした跡?

[メイン2] チノ : ホーキンスが凝視するその先を見て……。

[メイン2] チノ : 「……これ、は……」

[メイン2] チノ : 「……何かを、隠した……跡、ですか……?」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……試す価値はあるな」

[メイン2] チノ : ホーキンスに頷き。

[メイン2] チノ : 無法技能で動かしちゃいましょうよ~ホーキンスさん!

[メイン2] バジル・ホーキンス : 本気で押せば動きそうな気もするが…とりあえず聞いてみよう

[メイン2] GM : <対抗ロール:SIZ25-STR>か技能で動かせます

[メイン2] チノ : 対向ロール、お厳しい

[メイン2] GM : 複数人で動かすならSTRを加算してもいいですよ

[メイン2] チノ :

[メイン2] バジル・ホーキンス : !!

[メイン2] チノ : 合計STR17なので…

[メイン2] チノ : 対向ロールは……

[メイン2] チノ : 10%………

[メイン2] バジル・ホーキンス : …とりあえずやってみるか?

[メイン2] チノ : …やぁりましょう!

[メイン2] バジル・ホーキンス : 無理ならワラワラで巨大化してSIZを増やして押そう

[メイン2] チノ : つよい

[メイン2] チノ : 1人成功すればいいですよね?いいですね?はい

[メイン2] チノ : ccb<=10 対抗ローーーーール!! (1D100<=10) > 66 > 失敗

[メイン2] チノ : 🌈

[メイン2] バジル・ホーキンス : 🌈

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…ぐ…やはり一筋縄ではいかないか」

[メイン2] チノ : 「はぁ……はぁ……!です、ね……」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……仕方ない。済まないが、少しだけあちらを向いていてもらえるだろうか……いや、若い娘には少々刺激が強いだろうからな」

[メイン2] チノ : 「!!………」

[メイン2] チノ : その意図を、察し。

[メイン2] チノ : 小さく頷き、後ろを向く。

[メイン2] チノ : ……優しいお方ですよ、やっぱり。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…………」

[メイン2] バジル・ホーキンス : では、前言通りワラワラの実で巨大化して押そう

[メイン2] バジル・ホーキンス : ccb<=80 ワラワラの実 (1D100<=80) > 69 > 成功

[メイン2] GM : ではホーキンスのSTRを

[メイン2] GM : 1d10 倍に (1D10) > 4

[メイン2] チノ : 32ですか、つおい

[メイン2] チノ : 鏡はSIZ25なので…えーと

[メイン2] チノ : 対向ロールは…85%!

[メイン2] バジル・ホーキンス : よし…これで問題ないだろう

[メイン2] バジル・ホーキンス : ccb<=85 STR対抗 (1D100<=85) > 28 > 成功

[メイン2] バジル・ホーキンス : そのまま押して鏡の裏を一足先に確認するぞ

[メイン2] GM : ホーキンスとチノが鏡をずらすと扉が出てくる。

[メイン2] バジル・ホーキンス : ……すぐに危険が生じるもの…ではないな。

[メイン2] バジル・ホーキンス : ワラワラを解除し、声を掛ける。
「…もういいぞ」

[メイン2] チノ : 「……!」

[メイン2] チノ : 振り向くと、そこには、扉が……。

[メイン2] チノ : ……す、すごい、あれだけ重い鏡を……!

[メイン2] チノ : 「ありがとうございました、ホーキンスさん」
一礼。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「………いや。まあ、この程度…大したことではない」
目線を泳がせる。

[メイン2] チノ : ……ふふ、と少し微笑みつつ。

[メイン2] チノ : 視線を少し横へ、大きなベッドの方へ。

[メイン2] チノ : 存在感のあるそれが、やはり気になって。

[メイン2] チノ : 目星!

[メイン2] チノ : ccb<=95 喫茶店の一人娘の生き方 (1D100<=95) > 92 > 成功

[メイン2] GM : 天蓋付きの大きなベッドだ。天蓋を開くと中には異形のものが横たわっていた。
頭には黒い山羊、体は人間、白骨化したそれは黒いドレスを身に纏っていた。左の薬指には【金の指輪】がある。
異形なものを見たチノはSANc(1/1d3)

[メイン2] チノ : 1d100<=33 SANc (1D100<=33) > 1 > 成功

[メイン2] チノ : 「……ひっ……!?」

[メイン2] チノ : 声を荒らげる。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…! 大丈夫か!?」

[メイン2] バジル・ホーキンス : ccb<=38 SAN (1D100<=38) > 23 > 成功

[メイン2] チノ : 「ホ、ホーキンスさんっ……!し、死体が……!!ぁぁ、み、見ちゃ、だめです……!!」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……っ…!」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……いや、大丈夫だ…おれが処理しよう、少し下がっているといい」

[メイン2] チノ : 「ぅ……は、はい……分かり、ました……」

[メイン2] チノ : ……この部屋に入った時に感じた、異臭の、正体は……これ、だったんですね……。

[メイン2] バジル・ホーキンス : ……自分が精神的ダメージを負っていながら、おれの心配をする……のか、この娘は…

[メイン2] バジル・ホーキンス : ベッドの上の死体や指輪についてよく観察できるだろうか、GM?

[メイン2] GM : ■異形な白骨体
黒い山羊の頭に人間の体をした異形の白骨体だ。
<目星>か<医学>を振れます。

[メイン2] GM : ■黒い山羊
山羊の皮を取るとボロボロになった長い頭髪と共に人間の頭蓋骨が出てきた。
頭髪は元は栗色をしていたであろうことがわかる。
<目星>を振れます。

[メイン2] GM : 指輪はなにも

[メイン2] バジル・ホーキンス : 目星でいいなら双方とも目星しよう

[メイン2] GM : どうぞ!

[メイン2] バジル・ホーキンス : x2 ccb<=80 見聞色 #1 (1D100<=80) > 4 > 決定的成功/スペシャル #2 (1D100<=80) > 82 > 失敗

[メイン2] チノ :

[メイン2] GM : 白骨死体は山羊頭の下から頭髪が覗いていて、皮を人間の頭にかぶせているものだという事がわかる。

[メイン2] GM : ホーキンスは頭髪の間に【カード】が挟まていることがわかる。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……被り物か」

[メイン2] バジル・ホーキンス :

[メイン2] GM : ■【カード】
表:唐草のような紋様が入った一枚の紙だった。模様の上に黒い液体で「k」と書かれている。
裏:柘榴の絵と威厳のある女性が描かれている。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 医学と目星情報は同じ?
もしそうならとりあえず指輪を回収して死体を元に戻そう

[メイン2] GM : 同じになりますね
指輪は回収しました

[メイン2] バジル・ホーキンス : わかった
とりあえず死体が見えないようにベッドを元通りにする

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……待たせた。もう見てもいいぞ」

[メイン2] チノ : 「っ……!……ありがとうございました…… ……それは……カード、ですか……?」
ホーキンスが持っているタロットカードを見て。

[メイン2] チノ : 「この部屋で2枚も……ふむ……」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「ああ…」

[メイン2] バジル・ホーキンス : ccb<=80 タロット (1D100<=80) > 79 > 成功

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「"女教皇"」
気づけば、その手に一枚のタロットカードを握り込んで。

[メイン2] チノ : 「おお……!!」

[メイン2] チノ : カードを直ぐに言い当てて……か、カッコイイです……!!

[メイン2] チノ : キラキラした目で見つめ。

[メイン2] GM : ホーキンスはそれがタロットの【女教皇のカード】であることがわかる。

[メイン2] チノ : 「……では、最後は……」
鏡をどかした向こう側にある扉を見て。

[メイン2] チノ : 冷や汗が、首筋を伝う。

[メイン2] チノ : こんな大きくて、重いもので隠したということは、それだけ……見られたくないものが……向こうに……。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…………」
…見つめられている。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「………大丈夫か?」

[メイン2] チノ : 「……!い、いえ!大丈夫です!」
何とか笑顔を作り、ホーキンスへ向ける。

[メイン2] チノ : ……ホーキンスさんに心配させては、ダメです……!
私も、頑張らないと……!!

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「………占うまでもない。この状況で怯えるなと言う方が難しいが…お前が無理をしていることくらいはわかる」

[メイン2] チノ : 「…………」

[メイン2] チノ : 「……無理、ですか……」

[メイン2] チノ : ……見破られて、しまっております……。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……勘違いしないでくれ。…別に、お前のことを邪険に扱いたいわけではないんだが……弱音くらい吐いてくれたって構わない」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…その程度で、今日のおれの最高の運気が落ちるわけではないからな」

[メイン2] チノ : 「…………ホーキンスさん……」

[メイン2] チノ : 拳が、ぷるぷると震え始める。

[メイン2] チノ : 「……はい……そう、ですね……正直なところ……」

[メイン2] チノ : 「……動物さんや、その……このお屋敷の人の……亡くなっているところを見るのは、やっぱり……」

[メイン2] チノ : 「……嫌、です……」

[メイン2] チノ : 目線を落とし、眉を顰めながら。

[メイン2] バジル・ホーキンス : ……無理もないことだ。おれみたいなはぐれ者とは…根本的に棲む世界が違う。

[メイン2] チノ : 「……でも、それでも、です……!」

[メイン2] チノ : 「私は……やっぱり、知りたい、です……!」

[メイン2] チノ : 目線を上げ

[メイン2] チノ : ホーキンスを見つめる。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…!」

[メイン2] チノ : 「……ここへ、何故私が呼ばれたのか……」

[メイン2] チノ : 「……あの走り書きからしても、やっぱり、何かを伝えようとしていることは、間違いないんだと、思うんです」

[メイン2] チノ : 「それでしたら、私は……」

[メイン2] チノ : 「その意図を、知ってあげたい……汲み取ってあげたいんです……!」

[メイン2] チノ : 「………弱いのに、ちょっと、我儘、ですかね……?」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「………フフ」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……無理をするな、とは言ったが…その程度の心根も汲んでやれないようで、誰が魔術師を名乗れようか」

[メイン2] チノ : 「……!」
パァ、と表情が明るくなる。

[メイン2] バジル・ホーキンス : ……それに、お前のその真っ直ぐで折れない気持ち……弱いなんてわけがない。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…行くぞ。向こうに遅れを取るわけにもいかないしな」
ドアに手をかける

[メイン2] チノ : 「……はい!」
頷き、ホーキンスの後に着いていく。

[メイン2] GM : 鏡の向こうに見えてきたのは今までの室内とは違った清潔な埃一つない部屋だった。
本棚、大きなベッド、ドレッサー、書斎机、すべて使用形跡はあるものの美しく保たれたままだった。
そして部屋の壁には沢山の写真や絵画が飾られている。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…では、本棚を頼もうか」

[メイン2] チノ : 「! はい!」

[メイン2] チノ : 先程のこともあり、ベッドは……。

[メイン2] チノ : 少し、トラウマに……。

[メイン2] チノ : ホーキンスの指示に従い、そのまま本棚の方へ。

[メイン2] チノ : 目星!!!or図書館で

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……」
おそらくはそこが一番危険が少ないだろう…と推測する。
無言でつかつかとベッドに歩みを進め、一人確認する。

[メイン2] GM : 両方振れます
別々の情報が出ます

[メイン2] チノ : x2 ccb<=95 喫茶店の一人娘の生き方 #1 (1D100<=95) > 82 > 成功 #2 (1D100<=95) > 67 > 成功

[メイン2] チノ : 目星&図書館です

[メイン2] バジル・ホーキンス : さすがだ…!!

[メイン2] GM : ■本棚
古い本が並ぶ中に【錬金術の本】があった。
古い本が並ぶ中に【ひときわ古い本】が見つかる。

[メイン2] GM : ■大きなベッド
ベッドの上には便箋が一枚ある。

[メイン2] チノ : 本両方とも読みますよ~~~

[メイン2] バジル・ホーキンス : ……カードか…?

[メイン2] バジル・ホーキンス : 中を確認する。

[メイン2] GM : 情報が少ない便箋から

[メイン2] GM : ■【便箋】
綺麗な書体で「お父様、お母様に会いたい。どうして私を置いていってしまったの…」と書かれている。

[メイン2] GM : ■【錬金術の本】
錬金術に関して書かれた本だ。色々な黄金の作り方が書かれている。

[メイン2] GM : ○内容
母なる海よりもたらされし産物より産まれ出し炎は黄金色に輝く。
チノはアイデアを振って下さい

[メイン2] チノ : ccb<=70 アイデア (1D100<=70) > 4 > 決定的成功/スペシャル

[メイン2] チノ :

[メイン2] バジル・ホーキンス :

[メイン2] GM : チノは火にくべるもので炎の色が変わることを思い出す。

[メイン2] GM : クリなので技能無しで開示します。
更に炎色反応について思い出す。ナトリウムで炎の色が黄色になることがわかる。

[メイン2] チノ : 「……そういえば、理科の授業で……炎色反応というものを、習いました」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……ほう。若いのによく知っているな」
探索の手を止めて

[メイン2] チノ : 「この………母なる海よりもたらされし産物……えっと……塩水なので……エヌエーシーエル……NaClで……」

[メイン2] チノ : 「……あ、ナトリウム!」

[メイン2] チノ : 「確か、ナトリウムが、燃やすと黄色になりますね!」

[メイン2] チノ : 「……ふーむ、そうなりますと、これは……」
錬金術の本をまじまじと見つめ。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…ああ。リアカー無きK村……とか何とかだったか」

[メイン2] チノ : 「おお……!さすがホーキンスさんです……!」

[メイン2] チノ : 「それです!」

[メイン2] チノ : 「……錬金のために色々試行錯誤したものが、この一冊に書かれてあるのでしょう、ですが、私達の価値観からしますと……"錬金術"というのは、実際にあり得ないもの、なのでしょう……」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……魔術の予備知識としてな。むしろお前の方がよく知っていたな…と思うが」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……どうだろうな。」

[メイン2] チノ : 「い、いえ、そんな……」
少し照れつつも。

[メイン2] チノ : 今度は、【ひときわ古い本】の方を読む。

[メイン2] GM : ■【ひときわ古い本】
【魔女の棲む村】という本だ。

[メイン2] GM : 〇内容
大昔に追われた魔女達が人と共存する事を条件に当時の領主がこの地に住むことを許してくれたことが書かれている。
その条件とは子供に恵まれない当時村をおさめていた領主と魔女の長が結婚し、子宝を村に約束することだった。
魔女達が崇めていた神様は多産の神様だったので都合が良いとその条件を魔女達はのんだ。
その初代の魔女の長の容姿は明るい栗色の髪に翠の目をしていたという。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「おれ達が一瞬のうちにここに集められたこともそうだが……今は常識で捉えていては足りないことが多すぎる」

[メイン2] バジル・ホーキンス : …ところで、お父様、お母様と…これは子供か?…だとすると、あのホールにあった肖像画の?

[メイン2] チノ : 「………た、確かに……常識外の事が多いですし……もしかしたら、ふむ……確かに……」

[メイン2] バジル・ホーキンス : ちなみに、便箋のほかにベッドに見当たるものはないだろうか?

[メイン2] GM : なにも

[メイン2] チノ : ゾッ

[メイン2] バジル・ホーキンス : ゾッ!!?!!?

[メイン2] バジル・ホーキンス : …では、あの娘が一人で気負ってしまわないうちにドレッサーも見ておこう……
悪趣味な死体を隠すならベッドかここしかない。

[メイン2] GM : ■ドレッサー
真ん中に円形の大きさの違うくぼみが2つある宝石箱がある。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……?」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 手にとってよく観察しよう

[メイン2] GM : 目星どうぞ!

[メイン2] バジル・ホーキンス : ccb<=80 見聞色 (1D100<=80) > 53 > 成功

[メイン2] GM : 先ほど見つけた指輪をはめることができそうだ

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「!」

[メイン2] バジル・ホーキンス : …確か、先程の指輪…
そして、ホールの絵画に描かれた男女はどちらも金の指輪をしていたな…

[メイン2] バジル・ホーキンス : …懐に仕舞う。向こうの報告も聞いてから…になるだろう。

[メイン2] バジル・ホーキンス : そのままチノの方を振り返る。

[メイン2] チノ : ホーキンスの持つ宝石箱を確認し、頷き。

[メイン2] チノ : ……私達が持っているのはまだ、金の指輪だけ。

[メイン2] チノ : おそらく、ハインリヒさんと大蛇丸さんが他にも何か、このくぼみに嵌め込むことができるものを……。

[メイン2] チノ : そうして、視線を

[メイン2] チノ : 壁にある沢山の写真や絵画へ

[メイン2] チノ : 目星できますか!

[メイン2] GM : どうぞ!

[メイン2] チノ : ccb<=95 喫茶店の一人娘の生き方 (1D100<=95) > 23 > 成功

[メイン2] GM : 部屋に飾られている写真や絵画はすべて仲の良さそうな家族3人が描かれている。
優しそうな両親の真ん中には聡明そうな少女が一人。
少女は明るい栗色の髪に翠の目をしていた。
両親の容姿は、父親は金髪に翠の目、母親は栗色の髪に茶色の目をしている。
【金の指輪】は両親がつけている。

[メイン2] チノ : 「─────この方が……初代、魔女の長の……」

[メイン2] チノ : そう呟き。

[メイン2] チノ : ……幸せそうな家族が、どうして……。

[メイン2] チノ : 悲しげな表情をながらも、ホーキンスの方へ戻る。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……魔術の長…と言ったか?」

[メイン2] チノ : 「! あ、いえ、あー……でも、似てるようなもの……ですかね……?」

[メイン2] チノ : 魔法も、魔術も、チノには区別はつかない。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……いや、気にすることはない。……どうやら、その魔術の長とやらには子供がいたらしいな……ベッドの上の便箋も、その少女のものらしかった」

[メイン2] バジル・ホーキンス : そう言いながら、書斎机を漁る。

[メイン2] GM : ■書斎机
引き出しの中に一冊の本が入っている。
【魔女】という本だ。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 開いて読もう

[メイン2] GM : ■【魔女】
魔女について書かれた本だ。

[メイン2] GM : 〇内容
・魔女は信仰する神の対象が違うが同じ人ではある。
・魔女の信仰する神は多産の神である。
・魔女を怒らせてはいけない。
・魔女の魂は正しく葬らない限り永遠に彷徨い続ける。
・魔女を葬れるのは聖なる黄金色の炎だけ。
・信仰する神に準えて魔女を「黒き仔山羊-Dark Young-」と呼ぶ事もある。

等と記述されている。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「………」
一通り読んでぱたん、と閉じる。おれの口からいちいち説明するより、持ち出して確認させれば十分だろう。

[メイン2] チノ : 「……」
その表情を見て、頷き。

[メイン2] チノ : ホーキンスより、魔女の本を受け取り、一読……。

[メイン2] チノ : 「………なる、ほど……"Dark Young"……」

[メイン2] チノ : まず目に入った、英文字。

[メイン2] チノ : タロットカードの裏面にあった、文字の意味がここでようやく理解した。

[メイン2] チノ : そして……。

[メイン2] チノ : 「……"魔女の魂は正しく葬らない限り永遠に彷徨い続ける"……」

[メイン2] チノ : 悲しげな表情と。

[メイン2] チノ : 「……"魔女を葬れるのは聖なる黄金色の炎だけ"……」

[メイン2] チノ : ……………。

[メイン2] チノ : これが、私達が……ここへ、呼ばれた……理由。

[メイン2] チノ : ホーキンスの目をじっと見て

[メイン2] チノ : 決意の表情に。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……聡明だな。理解が早くて助かる」

[メイン2] チノ : 「……ホーキンスさん、やりましょう」

[メイン2] チノ : 「このお屋敷にくぐもる怨念、魔女さんの無念……」

[メイン2] チノ : 「……鎮めてあげられるのは、私達だけです」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「……いい顔だ。確固たる信念を固めた折れない相が見える」

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…しかし、そう焦る必要もない…まずは事実確認だ。向こうと情報を照らし合わせてからでも遅くはないし…この箱のことも残っている」

[メイン2] チノ : 「……!……はい、そうですね」

[メイン2] チノ : ……その通りです、焦っては、いけません。

[メイン2] チノ : ……私は、一人じゃない。

[メイン2] チノ : あのお2人に、それに、ホーキンスさん。

[メイン2] チノ : ………私には、信じることができる繋がりが、あるのだから。

[メイン2] バジル・ホーキンス : ……ああ。こうなっては、心配などしていては逆に失礼だろう。

[メイン2] バジル・ホーキンス : 「…進もうか。運命の示す方へ」

[メイン2] チノ : こくりと頷き、シャンデリアの下へ─────。

[メイン2] チノ :  

[メイン2] チノ :  

[メイン2] チノ :  

[メイン2] ハインリヒ :  

[メイン2] ハインリヒ : 親が子に渡せるもの、とは何か。

[メイン2] ハインリヒ : 知識、立場、経験……数え上げればキリはない。
与えても与えてもキリなど無い。
それこそが、親が子に渡せるものだ。

[メイン2] ハインリヒ : だから、こそ。

[メイン2] ハインリヒ : 子を縛る枷など、託してはならない。

[メイン2] ハインリヒ : 子は、それを拒めるか?

[メイン2] ハインリヒ : 否だ。

[メイン2] ハインリヒ : 子は親を選ぶ事など出来ない。
そこに生まれ、与えられたものこそが全てだ。

[メイン2] ハインリヒ : だから、だからこそ。
与えるそれが呪われていたのであれば────。

[メイン2] ハインリヒ : ────。

[メイン2] ハインリヒ : “いきていてほしかった”。

[メイン2] ハインリヒ : そんな呪いを、子に与えた私は。

[メイン2] ハインリヒ : きっと、言えた立場では。

[メイン2] ハインリヒ :  

[メイン2] ハインリヒ :  

[メイン2] 大蛇丸 :  

[メイン2] 大蛇丸 :  

[メイン2] 大蛇丸 : ………この館に来て、やや時間が経過した

[メイン2] 大蛇丸 : 親と子供の関係性
私には薄い感情ではあるけれど

[メイン2] 大蛇丸 : 『他者』が何を考えているかは…やはり面白い

[メイン2] 大蛇丸 : まあ今回の場合、少し私には計りかねるのだけれど

[メイン2] 大蛇丸 : だってほら

[メイン2] 大蛇丸 : 『愛の無い関係性』だなんて
何の免罪符も無いつまらないものじゃない

[メイン2] 大蛇丸 : つまらないは、分かり得ない

[メイン2] 大蛇丸 : ───少し昔の話

[メイン2] 大蛇丸 : 『僕のことは僕自身が決める』
だなんて、息子が言ってたわねえ

[メイン2] 大蛇丸 : なら今回も…そう言うことなのだろう

[メイン2] 大蛇丸 : 2階を見上げて、嘲笑い
再び足を動かし始めた

[メイン2] 大蛇丸 :  

[メイン2] 大蛇丸 :